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マドリードのコインランドリー:壁一面に7台の洗濯機と14台の乾燥機

下洗上烘客户现场图.jpg

プロジェクト セルフサービス型コインランドリー設備の供給

所在地: スペイン、マドリード

店舗形式: 細長いレイアウト

納入設備: 7 コイン式洗濯脱水機(XGQ-15C) , 7 積み重ね式コイン式乾燥機(SDD-15)

インストール: 作業日数:5営業日以上で完了

クライアントは、マドリード市内の古い商業街に見られる典型的な形状の、細長い一階店舗スペースを賃貸借しました。幅約3.5メートル、奥行き約14メートルです。
課題は、有効な壁面長は十分に確保できても、店舗の幅が限られている中で、十分な洗濯・乾燥能力を確保することでした。島型や分散配置では、限られた床面積を無駄にし、使い勝手の悪い角部ができてしまうおそれがありました。そこで、すべての機器を壁一面に並べ、その他の床面積は開放状態に保つという解決策を採用しました。

単一壁配置が成功した理由

全14台の機器を店舗の正面から奥に向かって、同一の壁面に並べました。
● 7 コイン式洗濯脱水機(XGQ-15C、15 kg) を前方エリアに配置しました。各機器の幅は810 mm、奥行きは880 mmです。
● 7 積み重ね式コイン式乾燥機(SDD-15) を、同じ壁面の後方に配置しました。各ユニットの幅は860 mm、奥行きは1,030 mmで、上下に独立した15 kg用乾燥ドラムが2段構成になっています。
機器は全長14メートルの壁面のうち約11.7メートルを占め、各機器間の隙間および両端の余白も確保されています。

配置は、機器の前面を揃えることで、すっきりとした統一感のある外観を実現しています。乾燥機の奥行き(1,030 mm)は洗濯脱水機(880 mm)よりも大きいため、洗濯脱水機の背面には給排水配管のための余裕空間が確保されます。また、乾燥機の背面には排気ダクトの設置や保守点検のための作業空間も必要です。

設備を壁に沿って配置することで、顧客やランドリーカートのための開放的な通路が前面に確保されます。この通路の最終的な有効幅は、機器背面に必要なスペースによって決まり、ドアを開けた状態での荷入れ・荷出しを可能にするレイアウト設計が必要です。

こだわったポイント:前面をそろえる

SDD-15スタッキング式乾燥機はXGQ-15C洗濯機より150mm奥行きが深く(1,030mm vs. 880mm)です。洗濯機を単に背面壁に押し付けて設置すると、その前面パネルが乾燥機より後退し、壁面にギザギザのラインができてしまいます。
そこで、洗濯機を低めのコンクリート台座の上に設置し、前面を乾燥機と揃えるようにしました。この工夫には二つの理由があります。第一に、統一された前面ラインは、臨機応変ではなく意図的に設計された印象を与えます。第二に、より実用的な観点から、すべての硬貨投入口、カードリーダー、操作パネルの高さと奥行きが一致するため、通路を歩くお客様が、腰をかがめたり、手を伸ばしたり、出っ張った角を避けたりすることなく、どの機械でも操作できます。
もう一つの目立つ特徴は、洗濯機のドラム内に青色の照明が備わっていることです。セルフサービス環境では、お客様が運転中にドアを開けることができませんが、この青い光により、ガラス越しに洗濯物が回転している様子を確認できます。これにより、機械が実際に作動していることを安心してご確認いただけます。

機器に関する備考


XGQ-15C コイン式洗濯脱水機

15 kg対応の洗濯脱水機を7台設置することで、日常的な衣類から大容量の洗濯物まで対応可能です。各機器の幅は810 mm、奥行きは880 mmであり、機器列をコンパクトにまとめるのに貢献します。

SDD-15 スタック式タンブル乾燥機

7台の二段式乾燥機により、合計14室の乾燥室を提供。各室の乾燥容量は15 kgです。機器1台の幅は860 mm、高さは2,060 mmで、1つのキャビネットサイズに2つの乾燥ロードを収容できます。

乾燥室と洗濯脱水機の数の比率が2:1であるため、複数の洗濯サイクルがほぼ同時に終了した際でも、顧客はより多くの乾燥選択肢を利用できます。


店舗内の流れとは


顧客は正面から入場し、機器の横を通る通路を進みます。洗濯後は、同じ壁面のさらに奥にある乾燥機へ洗濯物を移動させることで、洗濯・乾燥という一連の作業を部屋の片側だけで完結させることができます。

すべての洗濯機・乾燥機の前面を通路側に向けているため、顧客は洗濯機エリアと乾燥機エリアを一目で確認できます。また、機器を単列に配置することで、床面に機器の「島」が発生せず、かごの運搬や機器への衣類の投入・取り出しのためのスペースを確保しています。


本プロジェクトが示すもの


このマドリードのプロジェクトは、奥行きがあるが幅が狭い店舗において、片面壁配置がいかに有効かを示しています。7台の洗濯機と7台のスタッキング式乾燥機が、全長14メートルの壁面のうち約11.7メートルを占め、機器間の隙間および両端の余白も確保しています。

幅わずか3.5メートルの室内では、機器を片側に集中配置することで、機器前方に顧客の滞留や洗濯物の取り扱いに十分なスペースを確保できます。このレイアウトは、店舗の奥行きを活かしつつ、洗濯エリアと乾燥エリアを隣接させて機能的にまとめています。


よくあるご質問

細長い店舗でもコインランドリーとして成り立ちますか?

はい。ポイントは、機器を片側の壁に一列に並べ、反対側を広々とした通路として確保することです。このマドリードの事例では、幅3.5メートルの店舗に、11.7メートルの壁面に7台の洗濯機と7台の積み重ね式乾燥機を収め、中央に2.3メートルの通路を確保しています。ご希望であれば、お手元のフロアプランをお送りください。サイズが適しているかどうか、すぐにご確認いたします。
なぜ機器を壁一面に集中配置するのか、 分散配置しないのか?

狭い店内では、洗濯機・乾燥機を島型やグループ型に配置すると通路が狭くなり、死角ができてしまいます。壁一面に並べる単列配置なら、有効な壁面長を最大限に活用でき、その他の床面積はお客様の動線確保に使えます。
14台の機器にはどのくらいの壁面長が必要ですか?

洗濯機7台(1台あたり810mm)と乾燥機7台(1台あたり860mm)で合計約11.7メートルです。さらに、保守点検のための小さな隙間も必要です。レイアウト計画段階で、壁面長と各機器の幅を確認し、寸法計算が整合するよう調整します。
機器はスペインの電気仕様に対応できますか?

はい。当社では、現地の電圧および周波数に合わせて製造しています。本機器は、電気式ヒーター付きの400V/50Hz三相電源向けに設定されています。
店舗のレイアウトや設備配線の計画もサポートしていただけますか?

はい。機器の選定を最終決定する前に、フロアプラン、壁面長、排水条件、通路幅などを確認いたします。お客様が独自に間隔を計算する必要はありません。

プロジェクト専用のレイアウトレビューをご依頼ください

コインランドリーの開業を検討中で、壁の長さや店舗の幅に何台の洗濯機・乾燥機が設置できるか知りたい場合は、ご希望の寸法と想定される来店客数をお知らせください。そのうえで、お客様のスペースに最適な機器配置をご提案いたします。
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